はぢめての御散歩

退院後はぢめて、通院以外で外出しました。何か用事があった訳ではないのだけれど、筋トレのための御散歩です。普通ならば退院後はすぐに通勤等で毎日外出するのでしょうが、僕の場合は自宅で神に祈るのが仕事なので、此れ迄まったく外へ出ることがなかったのです。其れでわいけないと思い、今更ながら外出する決意をした訳です。

先週の時点で、右足に3分の2の荷重をかけて良いことになっているので、松葉杖をつきながら両足で歩く感じです。楽勝だと思ってをりましたが、ここで日頃の筋トレ不足が仇となります。30分も歩くと膝や足首は痛み筋肉も怠くなって、もう歩けない感じに。そう思っても時すでに御寿司。帰り道も30分は歩かなければなりません。

散りはぢめた桜を愉しむ余裕もなく、死に物狂いで帰宅しました。

いつ歩けるようになるか見当もつかないでござる

退院後は、週1でリハビリ、2週間に1回診察で通院して居ます。松葉杖必須。仕事は自宅なので通院以外は外に出ない引き籠もり生活です。酒も肴も通販で買えるので不自由はありません。便利な時代になったね。←酒さへ有れば良い奴にとってはな。

今日は診察とリハビリで病院へ行って参りました。手術から6週間で漸く大地を踏みしめる許可が下りました。まづは3分の1荷重です。骨折したほうの足に3分の1だけ体重をかけて歩く練習をします。ちなみに僕の体重はりんご3個分なので、りんご1個分の荷重をかけることになります。体重をかけ杉ないように気を遣うので、片足の時より進むのに時間がかかります。今後徐々に荷重を増やしていって、最終的にはデューク更家並に歩けるようになるのが目標です。

リハビリの鬼コーチから、家で筋トレの足の上げ下げを1日に何回しているか訊かれました。10回と正直に答えたら50回はやれとこっ酷く叱られました。次に訊かれたら嘘を吐こうと思います。

骨折入院日記(7)

ちゅーことで、2月16日に病室を移動しました。ナースステーションから最も離れたところにある模範患者が入る部屋です。朝起きれば患者同士で挨拶もするし、雑談もします。前に居た病室では考えられないことでした。そしていちばん驚いたのが、一日を通して誰もナースコールを鳴らさないのです。看護師をメスブタ呼ばわりする人も居ません。平和杉鱒。物足りません。部屋が変わればこんなにも雰囲気が違うのですね。

さて、膝を曲げられる装具を付けたので、リハビリでも膝の曲げ伸ばしの練習がはぢまりました。何週間も脚を固定して居たので膝や足首の関節が固まってしまって居るのです。筋肉も萎縮して居ます。これらを回復するのがリハビリの目的です。毎日リハビリ室に行って鬼コーチのレッスンを受けます。怪我人だとゆうのに、足首に重りを付けられて上げ下げさせられます。

医者が云うには、膝が90度曲がるようになれば退院だそうです。そして、初日に95度まで曲げた俺様。優秀です。一日も早く退院するため必死です。しかしその日は金曜日、魔の土日に阻まれ退院日が先延ばしになります。金曜日には90度以上曲がったことを先生に伝えたのに、火曜日に抜糸をすると云われます。恐らく月曜日は休み明けで先生も忙しいのでしょう。土日め。

そして2月20日火曜日、抜糸です。普通に病室のベッドに寝たままヤりました。麻酔とか無いです。縫い目によって、全く痛くなかったり、チクッとしたり、えぐるように痛かったりしました。えぐるようにとゆーか、えぐってたでしょ、先生。

抜糸後の傷跡が此れ。

グロ画像注意。←先に云え。わかりにくいけど、膝下の左右に切込みが入って居る感じです。

ちゅーことで2月21日、無事退院しました。トータル25日間の入院でした。目出度し目出度し。