どうも、PDPDPことかわちゃんでーす。
妹からの電話
土曜の夜のことでした。私くしのスマホにマイ妹から着電。これはとてもめづらCことなんです。普段から電話で頻繁にやり取りをするような仲の良い兄妹でわありません。
マイ妹「明日帰省します。話があります。帰ってから話します。帰ることを母に伝えてをいてください。」
ということでした。なを、妹は長野で暮らしてをり、私くしはここで両親と実家暮らしをしてをります(ここってどこ)。こちらまでは車で3時間ほどかかります。
両親への報告と動揺
で、翌日曜日、私くしは今日の夜妹が帰ってくるらしいことと、なにか話があるらしいということを両親に伝えます。マイ両親は動揺します。わざわざ帰ってきてする話ってなんなんだということと、なぜ俺氏に電話をしたのかということです。
普通、帰省するならば家の電話に掛けてマイ母が応対するわけです。今考えると、妹は私くしに話があるから私くしのスマホに掛けてきたんですね。でも、私くしはそれをちゃんと理解できていなくて、家族になにか重大な話があって帰ってくるのだと思い込んでいたわけです。
で、実家3人組は大事な話の内容をいろいろと妄想し始めます。仕事がうまくいってないんじゃないかとか、結婚するんじゃないかとか。不安は募るばかりです。
今思えば、その程度で済んでれば良かったんだけどね!
妹到着
日曜日の夜遅く、妹が帰ってきました。私くしは自分の部屋に引き籠もっています。階下では妹と両親がなにか話していましたが、私くしは正直なところあまり興味がありませんでした。でも、両親が安心している様子を引き籠もりながらも感じ取ることができたので、そんな深刻な話でもなかったんだなとちょっとホッとしました。
なにもなさそうな月曜日
月曜日を迎え、みんなで昼ごはん。なを、私くしは昼に起きてそこから1日がはぢまります(どんな人なのかあまり詮索しないでください)。両親の顔はスッキリしていて、やはり大した話ではなかったんだろうなと安心します(ただし、どんな話をしたのかは聞かない)。
夕飯は焼肉でした。妹が帰ってきたときは高確率で焼肉になります。毎度父の提案です。何事もない一家団欒でした。私くしは、やはり大した話ではなかったんだろうなと安心します(ただし、どんな話をしたのかは聞かない)。
ただでは終わらぬ月曜日
私くしは一日の終わりに風呂に入ります。風呂から出たところで、妹に「ちょっといい?」と呼び止められます。そこで両親の老後のことなんかを話しました。介護が必要になったらどうしようとか、施設に入れるにしてもお金がないよね〜とか。離れて暮らしていてもちゃんと両親のことを気に掛けてくれているんだなぁと感心する兄なのでした。
そして悲劇は始まります。
妹「実は私、副業をしていて・・・」
これだったのか
マイ妹はその副業の素晴らしさを私くしに伝えるために帰省してきたのでした。
情報商材だから在庫を抱える必要がないとか、有名人もやってるから安心だとか、こちらが聞いてもいないことをペラペラと話し始めます。
俺氏「で、具体的に、何をするといくら貰えるの?」
妹氏「エート、それは説明するのが難しくて、エート・・・」
なんかもう、なんでしょう。この気持ち解っていただけますか。実の妹からマルチ商法に勧誘された兄の気持ち。
賢いとは思っていなかったけどここまで馬鹿だったのかという落胆。そして、親には言えないけど兄なら話に乗ってくれると思ったのか何なのか、私くしが馬鹿にされたような気分。両親の老後の心配、お金の心配の話は前フリだったということか。
兄として
妹はまだ話を続けようとしていましたが、私くしは席を立ちました。
俺氏「私はそれをやりません。そして、あなたもやめなさい。」
私くし、今まで妹に向かって「〇〇しなさい」という命令形でモノを言ったことは一度もなかったと思います。かなり思い切ったことを言ったつもりです。そして自分の部屋に戻りました。
今考えると、もっと話すべきだったな、もっと強く止めるべきだったなと思います。でもあの時はあれが精一杯だったのよ。
部屋に戻って、いつもより多く酒を呑りました。
家族会議
翌昼起きると妹はもう居ませんでした。昼御飯の後に両親に昨夜の出来事を報告します。愕然とする老夫婦。ですよねー。
とりあえず、家族会議では次のようなことを取り決めました。
- 母が電話をして説得を試みる
- お金の無心があっても応じない
- 家族の縁を切る?いやできないでしょ
これからの戦い
母が電話をして説得を試みましたが、妹氏は聞く耳持たずだったそうです。母が話している途中で電話を切られてしまったそうです。まあそうでしょうね。マインドコントロールされていると思うので。
というわけで、私くしにバトンが渡されました。あした、私くしが妹に電話をして説得しなければなりません。あーやだなー。なんて言えばいいの。
おわり