もう2月なので新年の挨拶はしませんが、あけましてぽめれちょうございます、俺です。
毎度毎度のネットリンチ
スシロー事件が世間を騒がせています。そして、いつものことながら、加害少年への過剰なネットリンチが続いてをります。
当然、正義感からそういう行動を取っているのではなく、犯罪者を叩きのめすことに快感を覚えながらやっているわけですけど、当人たちは意外と自分は正しいと本気で思っているのがタチ悪いですよね。
ああもちろん、ペロペロ少年のやったことは犯罪ですから、ちゃんと訴えられて罪を償う必要があると思っていますよ、私も。
罪の重さと結果の重さが釣り合わないのはなぜか
まあ、やったことは子どものいたずらです。こんなにも世間から糾弾されるほどの大罪ぢゃないはづです。でも、スシローの株価は170億円も下落したんだとか。それで、億単位の損害賠償請求をされるんぢゃないかとネットリンチャーたちは歓喜しているようです。
少年の犯した罪とその結果がこんなにも釣り合わないのはなぜでしょう。それは、スシローの落ち度を見過ごしているからですね。落ち度とは防犯対策を怠っていたことです。
もっと前から気づいてたはず
私がすごーく違和感を覚えるのは、今回、ペロペロ動画が拡散されたことで、スシローが100%の被害者ヅラをしたことです。まるで今はぢめてこの事態を知ったかのように「訴えてやる!」と言い出しました。
いや、もっと前から知ってたでしょ。食の安全を脅かす輩がいることを知っていながら、防犯対策をせずに、なるべくコストをかけずに、この業態を続けていたんぢゃないですか?回転している寿司には誰かの唾が付いているかもしれないと知りながら、それを御客様には隠していたんぢゃないですか?
それを今になって突然被害者ヅラをするのって白々しいなーと思います。
渡りに船
御存知の通り、スシローは去年いろいろやらかしました。おとり広告、生ビール半額トラブル、マグロ偽装疑惑。それで信用が失墜していました。
そして今回のペロペロ事件。ネット世論を味方につけて名誉挽回するチャンスなわけです。そりゃ社長も嘘泣きしますわ(※ちゃんと調べたら「涙が出るぐらい感謝」しただけでした)。
ネット民が馬鹿ばっかでよかったですね。馬鹿はもう去年のことなんて忘れてますからね。#スシローを救いたいって何なん。←とか言ってたら、スシロー公式がこのタグ使っててヴィッ栗した。悪質だな。
無人販売所
話は逸れますが、最近、無人販売所で代金を払わずに商品を持ち帰る窃盗事件が頻発しているそうです。よくテレヴィのニゥスでやってるよね。
これもコストカットを優先して防犯対策をせずに被害者ヅラしてる例ですよね。これはもうおとり捜査の一種なんぢゃないの?って私は思ってます。盗んでくださいって言ってるようなもんぢゃん。
で、被害に遭うと警察に通報するだけぢゃなく、マスコミに防犯カメラの映像を提供するんですよね。それで謝礼を貰ってるんだとしたら、そういうビジネスモデルなのかな?って疑いたくなっちゃいます。
再発を防止するには
話を戻します。食の安全を守るにはどうすればいいんでしょう。このような事件が発生したときに厳正に対処することが抑止力になるとネットリンチャーたちは言っていますが、私はそうは思いません。一時的な抑止力にはなるかもしれませんが、忘れた頃にまた同じことが起こります。
根本的には店側がコストをかけて防犯対策をするしかないんです。性善説に立ったすべての客が善人だという前提のビジネスモデルに無理があるということにいい加減気付きましょう。(言葉の誤用があったので修正)
以上でーす。