
今年はマイナンバーカードの更新ラッシュの年だそうです。というのは、マイナポイントに釣られてマイナカードを作成した人の電子証明書の有効期限(5年)が今年だからだそうです。
マイ父もそのクチです。
マイ父が電子証明書の更新をできなかった理由
マイナカードの電子証明書の有効期限はカード発行日から5年後の誕生日です。マイ父の誕生日は3月で、その3か月前に更新のお知らせが届くので、去年の12月には通知があったと思われます。
で、実際にマイ父が更新手続きをしに行ったのは2月下旬でした。そして更新できづにションヴォリとしながら帰ってきました。なぜかとゆうと、マイ父は緊張すると手が震えて字が書けないのです。書類に字が書けづに手続きができなかったようです。デジタル化だといいながら紙に手書きしないと手続きできないというのも如何なものか。
これまで、震えの原因を探るために病院で検査をしたりしたものの、原因不明と言われて居るようです。私は酒のせいだと思ってをります。
私が代理申請をすることに
そんなこんなで、私が代理人となって申請することになりました。
「照会書兼回答書」という書類に本人(マイ父)が記入して、それを封筒に入れて封をして代理人(私)に預けます。この書類には設定する暗証番号が書かれているので封筒に入れて代理人に見られないようにしているのですね。しかしながらマイ父は手が震えるので、この書類は私が代筆しています。
で、この書類を代理人である私が市役所に持って行くわけです。
予約の罠
市役所で手続きをするには、予約をする必要があります。私はすぐに予約を取りましたが、最短で3週間後でした。はい、電子証明書の有効期限を過ぎてしまいます。
それでも更新できないことはないだろうと高をくくって当日に臨みました。
更新できず再発行
予約した日に市役所に行き、更新の手続きをしようとしたのですが、有効期限を過ぎている場合は更新できないとのこと。電子証明書の再発行の手続きとなるようです。その手順が次の通り。
- 市役所の窓口で再発行の申請(←いまここ)
- 必要書類が申請者の住所に郵送される
- 書類に記入して市役所の窓口に持参
もう一回市役所に来ないといけないの?めんどくさー。
しかも、本人が字を書けない場合は代筆者に書いてもらう必要があって、代筆者と代理人(書類を市役所に持っていく人)は別人でなければならないそうです。それに何の意味が?不正防止になってますか?
代筆者はマイ母にお願いすることにしましたが、私と母が共謀してすでに死んでいる父のマイナカードを更新しようとしたら、できちゃうでしょ。実際そうだし。
そして、手続きをするにあたって4桁の暗証番号を機械に入力する必要があったのですが、「暗証番号、わかりますか?」と私に聞く市の職員。ゑ!?それって知ってちゃいけないのが建前なんじゃないの?知ってるけど。何のために封筒に入れてるん?
とゆーわけで、モヤモヤしながらマイ父の暗証番号を入力する私なのでした。
書類が届く
3日後には書類が郵送で届きました。
マイ母には事前に書いてねと伝えておいたので、私の知らないうちに書類に記入してくれて、郵送しようとしていました。いや違う違う、私が持っていくのよ。
一応、不備がないか書類を確認。不備発見。個人番号の記入欄が空白でした。個人番号なんて知らないとのこと。マイナンバーのことだよ。
で、暗証番号が書かれた書類は封筒に入れて封緘印を押します。これって意味あるの?きれいに剥がしてまた封をすればヴァレないような気がする。どうせなら、ゲーム・オブ・スローンズに出てくるような封蝋のほうがイイのでわ。
2度目の来庁
再発行手続きのために2度目の市役所です。今回は予約をしていないので1時間待たされました。さらに手続きに30分かかるそうです。私は1秒でも早く手続きを終わらせようとすべての必要書類と身分証を市の職員に言われる前に机の上に華麗に並べます。
その甲斐あって20分で終了。いえい。
さいごに
それにしても面倒くさかったです。予約は3週間待ちですよというのは先に教えてほしいし、字が書けない人は無理ですよというのも教えてほしいし、そもそも申請をオンラインでできるようにしておけば窓口が混雑することもなくなるのでわ。
あと紙に書くことが多すぎ。なにがデジタル化だ。